ワークブースの防音性はどれくらい?Web会議や集中できる環境作りにおすすめ
オフィスにワークブースを設置することを検討しているものの、ワークブースにはどのような種類があるのか、防音性能はどの程度なのかわからず悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
この記事では、ワークブースの種類ごとの防音性や設置することのメリット・デメリットを解説します。
設置が適している場面もご説明しますので、ワークブースの防音性や必要性に悩んでいる方は参考にしてください。
株式会社樹サインが提供するワークブース「アイ・スペース」は、音を吸収する「吸音材」と外への音を遮断する「遮音材」を組み合わせるサンドイッチ構造になっており、高い防音性を実現しました。
防音性に優れたワークブースを探している方は、株式会社樹サインにぜひ一度お問い合わせください。
Contents
そもそもワークブースとは?
ワークブースとは、オフィスや共有ワークスペース内に設置される個人用の作業空間です。別名「個室ブース」や「集中ブース」などとも呼ばれます。
高さのある仕切りや防音材を使用し、視覚的・聴覚的なプライバシーを確保します。サイズや設備は多様で、シンプルなものから高機能なものまで存在し、デザインも完全に閉じられたタイプからセミオープンタイプまでさまざまです。
集中作業や機密性の高い業務、Web会議に適しており、オープンオフィスの欠点を補完する役割を果たしています。フレキシブルな働き方の需要増加にともない、多くの企業や共有オフィスで導入が進んでいます。
ワークブースの種類と防音性の違い
ワークブースは、使われている素材によって防音性が大きく異なります。素材に遮音材や吸音材が使用されていれば、高い防音性が期待できます。
木製かアルミ製かでも防音性が変わりますが、防音性を重視する場合はアルミ製のものがおすすめです。また、塗料に防音性能が備わっている場合もあるため、使用されている塗料にも注意が必要です。
さらに、ワークブースの種類によっても防音性が大きく異なります。ワークブースには、大きく分けて以下の3種類が存在します。
- オープン型
- セミクローズ型
- フルクローズ型(ボックス型)
それぞれの特徴とともに、防音性を見ていきましょう。
オープン型
オープン型ワークブースは、もっとも開放的な設計のブースです。低い仕切りや部分的な壁で区切られており、完全な囲いはありません。
このタイプは、個人の作業スペースを確保しつつ、オフィス全体の一体感を維持することが可能です。視覚的なプライバシーをある程度確保しながら、同僚とのコミュニケーションを保てます。
設置が簡単で、レイアウト変更も容易なため、フレキシブルな働き方を推進する企業に適しています。ただし、音の遮断性は低いため、騒音の多い環境では集中力の維持が課題です。
セミクローズ型
セミクローズ型ワークブースは、オープン型とフルクローズ型の中間に位置する設計です。三方を高めの壁で囲み、一方を開放する形が一般的です。
セミクローズ型は、適度なプライバシーと開放感のバランスが取れています。周囲からの視線や騒音をある程度遮断しつつ、完全に孤立せずにオフィスの雰囲気を感じられる特徴があります。
集中作業と簡単なコミュニケーションが両立でき、社員にとって快適な作業環境を作り出すことが可能です。また、設置スペースと費用の面でもバランスが取れており、多くの企業で採用されています。
フルクローズ型(ボックス型)
フルクローズ型(ボックス型)ワークブースは、四方を壁で完全に囲まれた個室タイプです。通常、扉や引き戸が付いており、視覚的なプライバシーを保護しつつ、遮音性も非常に高い特徴があります。
このタイプは、最大限の集中力を必要とする作業や、機密性の高い業務に最適です。また、オンライン会議や電話会議にも適しており、周囲に迷惑をかけることなく会話ができます。
完全な個室感覚で使用できるため作業に集中できますが、設置コストが高く、スペースを多く取るため、導入には慎重な検討が必要です。
ワークブースを設置するメリット
ワークブースを設置することには、多くのメリットがあります。代表的なメリットは、以下の3つです。
- 集中力が向上する
- プライバシーが確保できる
- 柔軟な働き方を促進できる
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
集中力が向上する
ワークブースは、周囲の雑音や視覚的な妨害を最小限に抑え、社員の深い集中状態を促進できる点がメリットです。これにより、問題解決やクリエイティブな作業の効率が大幅に向上します。集中力の持続時間も延び、より質の高い成果を出すことが可能です。
結果として、個人の生産性向上だけでなく、組織全体のパフォーマンス向上にもつながる効果があります。
プライバシーが確保できる
ワークブースの設置により、オープンオフィスでは得られない個人的な空間が確保できます。機密性の高い情報を扱う際や個人的な電話をする際に、安心して作業できる環境を作り出すことが可能です。
周囲の目を気にせずに集中できるため、ストレス軽減の効果も期待できます。さらに、プライバシーの確保により、社員は自身の作業スペースを自由にカスタマイズでき、より快適に仕事に取り組めるようになります。
柔軟な働き方を促進できる
ワークブースは、社員が必要に応じて利用できる柔軟な空間です。集中作業が必要な時はブースを、チーム作業が必要な時はオープンスペースを使用するなど、作業内容に応じて最適な環境を選択できます。
これにより、多様な作業スタイルに対応し、社員一人ひとりのニーズに合わせた働き方が可能になります。また、リモートワークとオフィスワークを組み合わせたハイブリッドな働き方にも適しており、現代の変化する働き方のトレンドにも対応可能な点がメリットです。
ワークブースを設置するデメリット
ワークブースを設置することには多くのメリットがありますが、その一方で無視できないデメリットも存在します。代表的なデメリットは以下の2つです。
- スペースが必要
- 設置に費用がかかる
それぞれのデメリットを詳しく解説していきます。
スペースが必要
ワークブースを設置するには、オフィス内の相当なスペースを割かなければなりません。特にフルクローズ型のブースは、一人あたりの占有面積が大きくなります。
これにより、既存のオフィスレイアウトの大幅な変更が必要となり、オープンスペースや共有エリアが減少する可能性があります。また、スペースの制約により、ワークブース数に限りが生じ、全社員に平等に提供できないことも課題です。
さらに、将来的なオフィス拡張や縮小の際の柔軟性も制限される可能性があることに注意が必要です。
設置に費用がかかる
ワークブース設置には、費用がかかる点もデメリットです。本体価格に加え、配送料金、設置料金、消防法対応の自動消火装置設置費、申請費用、現場調査費、荷揚げ料金など、さまざまな費用が発生します。
高額な初期投資を避けるためには、ワークブースのレンタルを検討することもおすすめです。レンタルでは初期費用を抑えつつ、必要期間のみの利用が可能です。また、メンテナンスや法規制対応も含まれるため、企業の負担が軽減できます。
オフィスのレイアウト変更や、社員数の変動に柔軟に対応できる点もメリットです。
ワークブースの設置にかかる費用に関しては、下記の記事で詳しく解説しているため参考にしてください。
ワークブースの設置が適している場面
ワークブースは、さまざまな場面で効果を発揮します。本項目では、ワークブースの設置が適している場面を3つ紹介します。
- 作業に集中する必要がある場合
- Web会議が頻繁に行われる場合
- クリエイティブな作業が行われる場合
それぞれの場面を、詳しく見ていきましょう。
作業に集中する必要がある場合
ワークブースは、複雑な分析や緻密な計画立案など、高度な集中力を要する作業に適しています。オープンオフィスでは避けられない他者の干渉を最小限に抑え、社員が集中状態に入りやすい環境を作り出します。
特に締め切りの迫ったプロジェクトや、重要な意思決定の際に便利です。集中力の持続は作業効率を向上させ、ミスの減少やクオリティの向上につながります。結果として、個人とチーム全体の生産性が高まり、企業全体のパフォーマンスも改善します。
Web会議が頻繁に行われる場合
リモートワークの普及にともない、Web会議の頻度が増加している中、ワークブースは重要な役割を果たします。防音性の高いブースは、他の社員の妨げにならずクリアな音声でのコミュニケーションを可能にします。
また、機密情報の漏洩リスクが軽減できる点もメリットです。さらに、時差のある海外とのやり取りや勤務時間外の緊急会議にも対応できるため、グローバルビジネスを展開する企業にとっても役立ちます。
クリエイティブな作業が行われる場合
デザインやコンテンツ制作、プログラミングなどのクリエイティブ作業には、個人の創造性を最大限に引き出す環境が不可欠です。
ワークブースは外部の刺激を遮断し、アイデアに集中できる静かな空間を作り出します。他者の目を気にせず自由な発想や試行錯誤ができるため、革新的なアイデアの創出につながります。
防音性に優れたワークブースなら「アイ・スペース」がおすすめ
ワークブースは、Web会議や集中できる環境作りで重要な役割を果たします。防音性に優れたワークブースを選ぶことで、外部の騒音から保護され、より快適な作業環境を整えることが可能です。
また、ワークブースを設置することで、プライバシーを確保し、集中力を高める効果も期待できます。自社に適したワークブースを選択し、設置することで、生産性の向上や快適な作業環境の実現につながります。
株式会社樹サインが提供するワークブース「アイ・スペース」は、音を吸収する「吸音材」と外への音を遮断する「遮音材」を組み合わせるサンドイッチ構造になっており、高い防音性を実現しました。
防音性に優れたワークブースを探している方は、株式会社樹サインにぜひ一度お問い合わせください。