失敗しないワークブースの選び方!9つのチェックポイントを紹介、収容人数が適切か防音性や利用目的以など考えましょう

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失敗しないワークブースの選び方!9つのチェックポイントを紹介

ワークブースの導入を検討しているが、どのように選べば良いか悩んでいませんか。この記事では、ワークブースの選ぶときに重要なチェックポイントを紹介します。ワークブースの基本的な選び方から詳しく解説するので、自社にとって最適なワークブースを選び出しましょう。

失敗しないワークブースの選び方の基本

ワークブースの導入で失敗しないためには、選び方の基本を押さえることが重要です。以下の3点を意識してワークブースの候補を探しましょう。

導入目的を決める

ワークブースの導入目的によって必要となる設備に違いがあります。

ワークブースは、以下のように様々な目的で使用します。

・Web会議用の個室ブースを導入する
・来客時の商談スペースを設ける
・簡易的な会議室を用意する
・休憩用のスペースの確保
・音楽などで使用する防音ブースの確保

まずはワークブースの導入目的と用途を明確にしましょう。

設置場所を決める

ワークブースの導入では設置場所を決めなければなりませんが、場所によって必要な要件が異なります。例えば、狭いスペースにワークブースを設置する場合、サイズがとても重要になります。一方、広くて人通りの多い場所にワークブースを設置する場合、サイズよりも周囲の視線や音に対しての配慮が必要となるかもしれません。

利用者を想定する

ワークブースの設置を検討する際、利用者を想定することも重要です。これは、ワークブース導入の目的や用途とも深く関わってくる点です。

例えば、営業担当者がWeb会議を行うために利用する場合、防音性や通信環境の整ったワークブースが求められます。一方、経理担当者が集中して作業するために利用する場合は、遮音性や照明、換気などの執務環境が重要になるでしょう。

このように、利用者によってワークブースに求められる要件は異なります。利用者のニーズや行動パターンを想定し、それぞれに適した設計のワークブースを選ぶことが大切です。

ワークブースを選ぶときのチェックポイント9選

ワークブースの選び方の基本を押さえたら、導入する製品の絞り込みを進めます。ただ、導入目的や設置場所などが明確になっても、ワークブースの仕様とどのように紐づけたら良いかがわからずに迷うこともあるでしょう。ここではワークブースを選ぶときのチェックポイントを紹介します。

目的に合った種類かどうか

ワークブースにはフルクローズ型、セミクローズ型、オープン型があります。種類によって密閉性や防音性が異なるので、目的に合ったものを選びましょう。機密情報を取り扱う会議に使用する可能性があるのなら、防音性の高いクローズ型が適しています。カジュアルな会議や、執務スペースを用意する目的だけであれば、セミクローズ型やオープン型がコストパフォーマンスは高いでしょう。

最大収容人数が適切か

ワークブースは、最大収容人数を考慮して選ぶことが大切です。ワークブースは1人用から8人用くらいまで大小さまざまな仕様の製品があります。個人で利用する目的であれば、1人用が省スペースで安いのでおすすめです。2人用ワークブースはゆったり2名はいれますが個室なので少しだけ距離感が近く感じると思います、面談や会議に使うなら4人~8人くらい収容できるワークブースを選びます。大は小を兼ねますが、大きいほど設置スペースが必要になる点にも気を付けましょう。

搬入に問題ないか

設置予定場所によっては、搬入経路が問題になる場合もあります。設置時に無理なく搬入できるかのチェックも忘れずにしておきましょう。組み立て式のワークブースですが、狭い通路や角があるときなど搬入が難しそうな場合、エレベーターBOX内など狭いと入らない場合がありますので、事前に下見は必要になります。

設置後の通行に問題がないか

ワークブースを設置したときに、出入りや通行に問題が出ないかどうかの確認が必要です。設置スペースが足りていても、廊下などの人の通行が多いところに設置すると邪魔になる可能性があります。フルクローズ型やセミクローズ型で扉がある場合には、扉を開けて出入りできるスペースがあることもチェックしてから決めましょう。

防音性は十分か

ワークブースの防音性の高さは重要なチェックポイントです。種類別に考えると防音性はフルクローズ型>セミクローズ型>オープン型の順番です。ただ、同じ種類でも設計や素材によって防音性に違いがあります。会議室として使用する場合のように防音性が必要なときには、中と外の間でどのくらいのデシベル数の差ができるのかを確認しておきましょう。

法令に則っているか

建物にブースを固定して使用する場合、居室としての位置付けになるため建築基準法に従わなければなりません。可動式ブースの場合、什器として見なされるため建築基準法の対応は必要ありませんが、消防法では消防設備の設置を求めています。ワークブースを設置するときには、該当する法令に則っている仕様の製品を選ぶことが重要です。

衛生的に使用できるか

ワークブースは、設置後には社員や来訪者が頻繁に入れ替わって使用します。抗菌処理が施されていて衛生環境を保ちやすいワークブースを導入すると安心です。設置するデスクや、チェアなどの備品も抗菌性があるのが望ましいでしょう。また、除菌機や空気清浄機を設置するのも効果的です。ワークブースとセットでお得に購入できることもあるので、ワークブース選びのときには念頭に置いておきましょう。

快適に使用できるか

ワークブースは、快適に使用できると利用者の満足度が高まります。座り心地のよいチェアやソファなど、リラックスできる備品を導入すると良いでしょう。ブース内には臭いが残ることもあるので、換気機能のあるワークブースを選べば快適な環境を作れます。個別に脱臭装置を設置して対策することも可能です。明るさや防音性など総合的に考えて、快適に使える仕様の製品を選びましょう。

デザインがオフィスにマッチするか

ワークブースをオフィス内に導入するときには、デザインも確認しておきましょう。ワークブースにはナチュラルなデザイン、スタイリッシュでモダンなデザイン、シンプルで当たり障りのないデザインなど、さまざまなタイプがあります。また、ガラス張りで開放感があるワークブースもあります。オフィスのデザインや全体の雰囲気に合わせて選び、オフィスの雰囲気と調和している製品を選ぶと良いでしょう。

まとめ

ワークブースは、目的に合った仕様の製品を選ぶことが重要です。導入目的、設置場所、利用者などを加味して、快適に使えるワークブースを選び出しましょう。ワークブースの選び方にはさまざまな観点がありますが、導入目的を明確にすれば重視すべきポイントも明らかになります。ワークブースの選び方が正しいかどうかが不安なときには、専門業者に相談して決めるのもおすすめです。課題解決となるように自社にとって最適なワークブースを導入しましょう。

弊社は自社製作でお客様のニーズに沿ったワークブースを提供しています。ワークブースの導入に関してお困りの点がありましたら、どのようなことでもお気軽にご相談ください。