ワークブースの相場を徹底解説！種類別の価格と賢い導入のコツ

ワークブースの導入を考えたときに多くの方が気になることは、費用面だと思います。ワークブースを適切な価格で購入するためには、相場を把握することが重要です。そこでこの記事では、ワークブースの価格に影響する要因と、種類別の相場の目安を解説します。賢く導入するコツも併せて紹介するので、ワークブース選びに役立ててください。

ワークブースの費用に影響するポイント

ワークブースの導入にかかる費用は、仕様によって大きく左右されます。ここではワークブースの仕様の中で、特に費用に影響する要素を解説します。

最大収容人数

ワークブースの最大収容人数は、サイズに直結するため費用に大きく影響します。大型のワークブースは汎用性が高く様々な用途に対応できますが、日常的に多人数で使用しない場合、費用対効果が下がる可能性があります。

種類

ワークブースには、フルクローズ型、セミクローズ型、オープン型の3種類があります。同じ利用人数で比較した場合、一般的にはフルクローズ型が最も高く、セミクローズ型、オープン型の順に安くなります。これは、ブースの構造や使用する材料の違いによる製作コストの差が影響しているためです。

材質

ワークブースの材質は、製品価格に影響を与えます。樹脂製のワークブースは材料の単価が安いため、相場よりも安い傾向にあります。金属製の場合もスチールなどの安価な材料を使用していれば、比較的安く手に入れられます。ただし、安価な材質を使用したワークブースは、品質で劣る可能性がある点に注意が必要です。防音効果の高い素材を使用したワークブースは、製品価格が高くなりますが快適性や利便性は向上します。

購入かレンタル(リース)か

ワークブースを購入する場合、初期費用は高くなりますが、長期的に使用することでコストパフォーマンスが上がります。また、自社の資産として計上できるため税務上のメリットもあります。一方、レンタル（リース）の場合、初期費用を抑えられますが、長期的にはコストが高くなる可能性があります。自社の財務状況や使用期間を考慮して、適切な選択をすることが重要です。

【最大人数別】ワークブースの相場

ここでは、最大収容人数ごとにワークブースの相場を紹介します。

1人用ワークブースの相場

1人用ワークブースの相場は、10万円～100万円程度です。低コストで設計された簡易的なモデルでは10万円台から導入できますが、一般的には30万円～60万円程度の価格帯で販売されています。

2人向けワークブースの相場

2人用ワークブースの相場は、50万円～200万円程度です。2人用ワークブースは、面談や打ち合わせ、Web会議などのシーンで活用できます。

4人向けワークブースの相場

4人用ワークブースの相場は、150万円～250万円程度です。4人用ワークブースは、プロジェクトチームでの打ち合わせや、グループでのWeb会議などに活用できます。

【種類別】ワークブースの相場

ここでは、1人用のワークブースを例に、種類別の費用相場を紹介します。

フルクローズ型（ボックス型）

フルクローズ型のワークブースの相場は、60万円～100万円程度です。壁と天井で完全に囲われているため、材料費が高くなる傾向があります。また、高い密閉性や防音性を実現するための設計により、製造コストも高くなりがちです。そのため、他の種類のワークブースと比べると相場は高めに設定されています。

セミクローズ型

セミクローズ型のワークブースの相場は、20万円～60万円程度です。天井が開放されているため、完全な密閉性を保つ必要がなく製造コストを抑えやすいのが特徴です。

オープン型

オープン型のワークブースの相場は、10万円～20万円程度です。パーティションを設置するだけで済むため、費用を抑えやすくなっています。ワークブースの中で最も安価に導入できる種類ですが、防音性はあまり期待できない点に注意が必要です。

ワークブースの導入費用を安くしたいとき

ワークブースを相場よりも安く手に入れたいときは、どうすればいいのでしょうか。ここではワークブースをお得に導入するためのポイントを紹介します。

量産されているワークブース

量産されているワークブースは、製造ラインの確立や材料を大量に仕入れることでコストを下げています。個別に設計・製造されたワークブースと比べると、標準化されたワークブースは一般的に安価です。ただし量産品は汎用性が高い反面、カスタマイズの自由度が低いため、自社のニーズに完全に合致しない可能性があります。導入前に、自社の要件を満たしているかの確認が重要です。

自社工場で生産しているメーカーを選ぶ

自社工場でワークブースを生産しているメーカーでは、相場よりも安い価格で販売している傾向があります。これは、自社工場でのコスト削減に取り組んでいるためです。また、複数の工場で製造している場合と比べると流通コストも抑えられます。

自社工場を持つメーカーでは、カスタマイズにも柔軟に対応してくれることが多く、希望通りのワークブースを手配できるメリットがあります。ただし、自社工場を持つメーカーの数は限られているため、選択肢が少ない可能性があります。

必要最低限の仕様にする

ワークブースの仕様やオプションを必要最小限にすることで、費用を安く抑えられます。例えば、一人で使用することを想定しているのに、最大収容人数が2人以上のワークブースを選ぶと、不必要にコストが高くなってしまいます。また、換気扇などの設備も充実させるほど費用が高くなります。

用途に合わせて最低限の要件を検討し、自社に合った仕様のワークブースを選ぶことが重要です。最適なワークブースが見つからない場合は、カスタマイズやオーダーメイドに対応しているメーカーに問い合わせてみましょう。

複数社から見積もりを取って比較する

同じ仕様のワークブースでもメーカーによって価格が異なることも考えられるため、複数社の見積もりを比較すれば、より安く製品を購入できる可能性があります。

ただし、多数のメーカーから見積もりを取るのは手間がかかるため、問い合わせ先の絞り込みをおすすめします。まず、ワークブースの要件を明確にし、必要な仕様を満たしている製品を取り扱っているメーカーをリストアップします。その中から、リーズナブルな製品を提供しているメーカーに絞り込んで問い合わせを行い、見積もりを比較しましょう。

まとめ

ワークブースの相場は最大収容人数や種類などによって変わりますが、一般的には数十万円～250万円くらいです。ワークブースの導入費用は仕様によって変わるので、要件を明確にして製品を選びましょう。同じようなワークブースでもメーカーによって価格が異なります。自社生産をしていてコスト削減をしているメーカーを選ぶと費用を抑えられます。相見積もりをして比較して選ぶのもおすすめです。

弊社では1名様から8名様までご利用いただけるワークブースを、豊富なラインナップで用意しています。カスタマイズされたオリジナルのブース製作も得意としていますので、価格を抑えつつ自社に最適なワークブースをお探しの際は、ぜひお気軽にお問合せください。